山梨県立上野原高等学校
2020年12月25日カテゴリー:

🍁光合成の実験を行いました~📷[生物基礎]

 

 

生物基礎2年Bプラン

冬に差し掛かると中庭のツバキが赤やピンクの花を咲かせます。その一本から採取した葉を使って光合成に関する実験を行いました。

日当たりの良い恵まれた環境にいる「陽葉(ようよう)」と薄暗い環境で成長する「陰葉(いんよう)」の光要求性の違い「光補償点」をpH指示薬を使って測定しました。この指示薬は、光合成と呼吸で出入りするCO2に敏感に反応し、黄色(CO2多い)⇔ オレンジ色 ⇔ 赤色 ⇔ 紫色(CO2少ない)と変化します。

結果は、暗い環境に適応するために陰葉の光補償点が350Lux未満とわかりました。陽葉のそれ1250Luxの28%未満しかなくて、植物の環境適応の逞しさに生徒たちも驚いていました。

冬課題としてMS_teamsに提出される予定の生徒のレポート(パワポスライド)に何が書かれているのか・・・今から楽しみですね。(^^b

                                     (文 写真 : 教科担当 Shira)